研修会内容
日時:2016(H28)年11月6日(日)13時から15時
会場:鶴見大学会館 2階サブホール
内容(演題名と講師):

午後1時〜2時 

神奈川歯科大学口腔保健学講座 荒川浩久教授

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「根面う蝕とフッ化物応用」

日本人(ことに高齢者)の残存歯数が増加するとともに,歯周病と歯根露出に起因する知覚過敏ならびに根面う蝕の増加が予測でき,これへの対策が喫緊の課題となっている。う蝕予防に有効性が認められているのはシーラントとフッ化物応用であり,根面う蝕に対してもフッ化物応用の優先度が高いことは揺るがない。しかしながら,象牙質はエナメル質に比べて臨界pHが高い,日本のフッ化物局所製剤のフッ化物濃度が低いなどのハンディがあるし,根面う蝕の発生機序はエナメル質と異なるため,従来のプラークコントロールでは対処しきれない点にも注意を要する。

午後2時〜3時 

鶴見大学歯学部地域歯科保健学講座 鶴本明久教授

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「齲蝕リスクの社会的決定因子とウォーターフロリデーション」

 齲蝕を含めた健康に関わる社会的決定要因として、社会経済的要因、人口構造変化要因、健康政策などの地域的要因が考えられる。これら3つの要因は、また健康格差の要因である。わが国の歯科保健状況はそれらの3つの要因によって疾病構造の変化と共に悪化している。「齲蝕は減少している」との表面的誤った認識が歯科保健における適切な政策の進展を妨害している。理由として、3つの社会的決定要因と現在の口腔保健状況の問題点との関係がよく理解されず、適切な保健政策が立案されないことによると考える。

境脩会長御退任慰労会 http://www.f-take.com/sakai-osamu-sensei-irokai.htm


第14回NPO日F社員総会

社員総会
日時: 2016(H28)年11月6日(日) 午前10時から12時
会場:鶴見大学会館 2階サブホール
〒230-0062横浜市鶴見区豊岡町3−1-8
    JR鶴見駅西口下車徒歩1分
     京急鶴見駅下車徒歩3分